Method | 大地メソッド

Method | 大地メソッド

No.1:≪フロントハンドメソッド≫

前の手 ワキしめ メソッド

自分の写真を見てみた。ボトムターンのあとリップにいく直前、前の手が伸び、ワキが開いていた!!

かっこ悪かった!!

コロヘやジョンジョンの動画を見た!!

ずっとワキがしまっていた!!試しにやってみた!!

ターン~カーブに入るのが、スムーズでスピードの乗りもよかった!!ぜひ試して頂きたい。

一瞬で違いが体感できると思う!!

レギュラーなら左手、グーフィーなら右手のワキをしめてサーフィンをしてみて下さい。

No.2:≪テイクオフを変えたら 変わった自分≫

プロになる前、ビデオで海外のTopサーファーの動きをよくチェックしていた。

ラインの大きさ、スピードの違い、それらをイメージして、いざ海へ。自分はやっているつもりだったが、自分の映像をみると月とスッポン。

バリへ行った時、クタのライテンダーで当時プレイヤーのダニーウィルスと遭遇した。

テイクオフから真っすぐ、どこまで行くの?と思うくらい波から離れてそこからボトムターンに入り、一気にTopへ。

ありえない位置のターンだった。

そして生で見たスピードの違い・テイクオフ直後のファーストボトムターンなのに…なんで?

その答えはテイクオフにあった。立つ前だった!!

すでにボードは走り出しているのに彼は立たず、ホレ上がるギリギリまで パドルで加速させていた!!滑り出したら早く立つ!!とばかり?思っていた。

違った!!滑り出した!!立つ!!ではなく、滑り出した!!加速!!スピードをつけて立つ!!だった!!その年の冬のハワイでやってみた。

ボトムターンの位置が50cm波から離れているだけで影色がかわった!!その冬、ロッキーポイントのライトでよい写真が残せた!!

野球ならキャッチボールに素振り、サッカーならトラップにキック 全て基本が大事。サーフィンならば、テイクオフのやり方ではないかと思う。

フォーストボトムターンを50cm遠くへ。

上級者になればなるほど、基本レベルUPを!!

No.3:≪ちょっとバック≫

私がサーフィンを始めて半年くらいすると、少しはギクシャクしながらも良い波に乗って、横に滑ってロングライディングができる?ようになっていた。

上手なサーファーは、どんな波でもインサイドまで乗りつないでいて、ただただ「うまいなぁ~」と、思いながら見ていた。、そんな時彼らのサーフィンを見ていて、ふと!波の後ろに戻っていることに気づいた。

「カットバックだった」

それまでの私は波に乗ると、ひたすら「前へ前へ」と波がなくなるまで一直線に乗っていた。

しかし、上級者は波がなくなりそうになると後ろへ戻り、波の盛り上がりにタイミングを合わせてバランスをとりながら乗りつないでいた。

「そうか?戻ればいいんだ?」見様見真似でやってみた。

波が無くなりそうなところで、ボードのレールを切り替えて戻ろうとした。その瞬間にレールがひっかかり、バランスを崩した?何度も同じ失敗して いきなりレールの向きを切り返すのではなく ゆっくり!大きく! 弧を描くようなイメージ!でトライしてみたら、後まではもどれないが、2/3くらい途中まで戻れた? しかし、そこで失速していつも止まってしまった?

先輩から『お前のはちょっとバックだな?』と言われた。

No.4:≪カットバック≫

ちょっとバックの日々が続く中、ひとつのやりやすい方法を見つけた。

それは波の前に出た時に1度、ボードを軽くテールを蹴り出してキッカケを作り、ノーズを後ろに向けてから戻っていくやり方だった!!

これで後ろまで戻れてレールが引っ掛かって転ぶことは無くなった。

しかし、そこでまた、先輩から『お前のは、2段カットバックだな? カットバックは前から後ろに戻るまで1本のラインで描くような、綺麗でスムースなラウンドハウスカットバックではないと、かっこ悪い!!』と言われた。

確かにプロサーファーのカットバックはスピードが加速して流れるようなカットバックだった。

ある日、とあるプロサーファーから助言をもらった。

『バックサイドのボトムターンのイメージだよ?』

初めは意味がわからなかった。バックサイドのボトムターン?上から下におりてボトムターン?

そうか?今まで前から後ろに戻ることばかり考えていたが、上から下へ!!のイメージなんだ!!

波がなくなるまで走って波の平なところから戻ろうとアプローチしていたのを!!

まだ、波がホレている部分のTOPのポンジョンをKeepして そこから一気に真っすぐボトムにおりてバックサイドボトムターンを試してみた!

スピードが止まらず、加速して後ろのスープへ戻った。

流れるような一連の動きだった!これだった!前から後ろへイメージではなく上から下へのイメージで動きを変えたらカットバックが上手に行くようになった。

そして波のホレ上がりのタイミングと合わせることで加速がさらによくなるようになった。

ぜひ、みなさんも上から下への、そしてボトムターンのイメージでカットバックをしてみて下さい!

No.5:≪パドリングのコツ編≫

ボードにのる

パドリングの説明や動画など、見てみると ムネをそったり手の回し方など、たしかにその通りなのだが。

(ちょっと待って!!)

これって!すでに出来る人が、よりレベルアップするためのパドリング方法ではないか?と思う時がある。

特に始めたばかりの人ならば、リラックスして軽く クロールするイメージで!!

くらいの方が分かりやすかったりする。

口で言うのは、簡単だが、このリラックスして!!が なかなか上手く出来なかったりする。

初めての人は、ほとんどが地面を蹴ってジャンプして乗ろうとする。さらにしがみつこうとする。

水中で固定されているボードの上に乗ろうとするならば、安定して乗りやすいが、水の上に ただ、浮いているボードに乗ろうとしてもボードが動いてしまい、とても難しいのである。

ならば、まずは浅い所で力を抜いて浮く練習して力を抜いてリラックスして浮けるようになろう!!

そこで、発想の転換でボードの上に乗ろう!!とするのではなく、浮いている自分の身体の下にボードを差し込むという乗り方をしてみよう!!とてもリラックスしてボードの上に乗れると思う!!

これが出来ると足のつかない所でも安心してボードの上にうぶせで乗れるようになります!!

是非、試してみて下さい。

No.6:≪パドリングのコツ編≫

バランス・フォームについて

パドリングするうえで、まず、バランスをとることは大切で、これは同時にフォームを作ることにつながります。

パドリングをするとき、よく「頭を高くあげて!!」「胸をそって!!」と言うことがある。

しかし、これをやろうとすると、力が入り、足まであがったり開いたりしてしまうことがある。

海面に浮いているボードの上で背筋を使って胸をそるのは、以外と難しい。

腰を安定させなければ、フラフラして逆に胸をそろうとして力が入ってしまう。

では、どうすれば・・・???

ポイントはお尻にある!!

肛門をしめる!!

お尻にエクボを作る!!

イメージでお尻の穴に力を入れると腰が安定して肩の力を抜いて胸をそりやすくなり、美しいフォームを作ることができます!!!

是非、お尻に力を入れて、パドリングしてみて下さい!!

No.7:≪ビギナーメソッド≫

入門編・海に入る前に

初めてサーフインをやる方は半分期待の “ワクワク” と半分不安の ”ドキドキ” になると思います。
ここでは全く泳げない『私はカナヅチなんです?』という方や体力に自信のない方でも安心してサーフィンにはいっていける。
サーフィンのふれあい方みたいなイメージとアドバイスをお話したいと思います。

海にとってはその迎え入れるサーファーはビギナーでもエキスパートでも同じです!
つまり、ビギナーでも安全確保は自分自身で行わなければ、いけません!
そこで海に着いたら・・・まず!

1.10~15分 ウォームアップしながら波のコンディションをチェック

  1. どこでブレイク(波が割れているか?)
  2. カレントはどうなっているのか?(流れ)
  3. 初めての場所ならば、海底は砂か?岩か?水温は?クラゲは?(これは近くの人に聞くのがいい)

これは必須です。
※潮の満ち引きで状況が変化するので、天気予報と合わせてチェックすることも大切です。

重要!

  • ここで入門の方は場所選びが特に大切です。
  • 遠浅で深くない足のつく砂浜を選んでください。

次にウォームアップが終わったら・・・
まずは、ボードを持たずに腰くらいまでの深さまで入り、海水になれましょう。
(この時、見た目は小さいけど、案外、強い波の力や波打際を歩くときに足が重くなる感じを事前に感じておくのも良いことです。)

No.8:≪ビーチイメトレ編≫

さあ、それではいよいよ、海に入りましょう!!

いやいや、ちょっと待って下さい!!まず、ビーチでしっかりテイクオフのイメトレをやりましょう♪

重要

  • この時、立ち上がる動作の全てをセンターサークルでやること!!
  • はみださないこと。そして 立ったら、センターラインの上に立つこと!!

◎次のステップのために・・・・

視線に気をつけながら乗る。(前をしっかり見てよそ見しない!!)

(重要)これはスピードを目でとられることです!!

スピードを見失うとバランスを崩します!!

これを 頭の中は、海の中で波に乗るイメージを作りながらしっかり、30分やりましょう!!

No.9:≪いよいよ海に入る編≫

補助人がいる時は まずは、波に合わせてプッシュしてもらい、波に乗りましょう♪

数本、ボディボードのように うつぶせのまま、波に乗ってスピード感とバランスの確認を目で しっかりとらえましょう!!

次に慣れてきたら 両手でボードを強く押して上半身だけ、おこしましょう。

オットセイのポーズで、波に乗ります。 この時、肩の位置がテールよりにならないようにボードを押している両手より肩が前へ(ノーズよりへ)出るくらいにイメージして全体重が!両手がに乗るように!!

これで立つ準備OKです!!

【注意】

初めて小脇にかかえてボードをもって 腰~胸くらいの深さまで歩いていく時は、沖から自分に 向かってくる波に対してボードを横に向けると波をボード全体で受けてふっとばされます。
しっかりノーズを向けて向かってくる波の力を受け流すように対応して下さい。
波はあなたが思っている以上に パワーがあるので、時にはラクビータックル並みにぶつかって いって下さい。

オットセイフォームで慣れてきたら 頭の中で 1 ・2 ・3 でリズムをつけて立つイメトレしましょう!! あとは、チャレンジトライです!!

◎ポイント

  • 立つ直前のバランスに注意です!!
  • フラフラしながら 立つと失敗します!!

No.10:≪さぁ立ちましょう~編≫

補助人がいて波に合わせて押してもらえる時は、押された同時に思い切ってジャンプするように立ってみましょう!!

補助人がいない時は、腰くらいの浅瀬で岸を向き、ボードを小脇にかかえ、波が自分の所を通過するタイミングに合わせて、少し 2、3歩助走をつけてボードにヘッドスライディングするようにうすぶせに飛び乗りましょう!!

タイミングが合えば、そのまま、波の前に押し出され、スピードに乗り、波に乗っています。

タイミングがずれたら...?

少し、パドリングして加速しましょう!!

私がサーフィンを始めた頃、湘南でよくこのやり方をしていたので、私は湘南乗りと言っています!!

もし、ジャンプするように一気に立てなかったら・・・?

ヒザをついてからでも、正座してからでもOKなので、自分の立ちやすい立ち方をビーチで試してみましょう!!

No.11:≪パドリングからの自立キャッチ編≫

湘南乗りでタイミングがとれて 波をキャッチできるようになったら、次にタイミングを少し早めにしてボードに飛び乗ってからさらに加速するように強くパドリングしましょう。

これで波をキャッチできれば、バッチリです!!

この時、波が崩れる前のうねりにもタイミングに合わせてみて下さい。

注意ですが、パドリングが入ることでボードから手を離すことになります。

しっかりおへそとバランスを忘れずに!!

パドリングキャッチのタイミングを身体で覚えましょう。

No.12:≪自力テイクオフ編≫

さあ、パドリングからタイミングを合わせて自力キャッチができたら素早く、一気にボードに立ちましょう!!

この時、2つのことに注意します。

  • 一つはボードのセンター部分に立つ!!
  • 二つ目はスピードをしっかり見ながら立つ!!(バランスをとるため)

つまり、よそ見したり ボードの後ろや左右のはじに立つと失敗します。

☆☆オマケ☆☆

よく 立った瞬間に止まってしまう人をよく見かけます。
これは立つ時の手のプッシュ(ボードを強く押す)が、弱いか?
後方に立っているか?です!!

思い当たりますか???

No.13:≪早く沖に戻ろう編≫

さあ、自力で乗れるようになったら 本数をたくさん増やして行きましょう♪

そのためには 海の中でムダ動きをなくし、俊敏に動かすことが大切です。

その方法は いくつかありますが、今日はそのひとつ。

では、早く沖に戻ろう!!

今、あなたは沖に向かっています。沖で波が崩れて自分に向かって来る波をどうしていますか?

ドルフィンスルーという方法がありますが、とてもまだ、出来ません。

多分、ボードにしがみついて 波に身をまかせ、巻かれていませんか?

そこでプッシングスルーを覚えましょう!!

プッシングスルー

ボードの上で よつんばりになり、しっかりボードをつかんで腕の下にスープを通す。

これだけで 波の力をかわし、早く沖に戻れます。

注意するポイントは

向かってくる波にまっすぐボードを向ける!!ということです

少しでもナナメになっていると波にぶっ飛ばされます!!

No.14:≪方向転換・前編≫

前回、” 速く沖に戻るために!! “をやりました。

今度は、沖についたら波を探し、見つけたら素早く動き、波をつかまえます。

海の中でもたもたしていると 波に乗り遅れてしまいます!!

そこで,重要になってくるのが、方向転換です。

このやり方は2つあります。

その1つは、パドリングによる右折左折です!

まずは、パドリングから右手のみ、漕いでみてください。

左折するはず。次に左手のみ、漕いでみて下さい。右折します!

この片手パドリングが基本の動きですが、もっと素早く!!回転するために右手を前→後方へ漕ぐ時に同時に左手は後ろから前方へ漕いでください。

小さい半径で左回転するはずです。

逆に左手が前→後 右手が後→前へ右回転します。

No.15:≪方向転換・後編≫

前回は、パドリングによる右折・左折のやり方について説明しましたが、今回は波待ちによる方向転換です。

まず、波待ちをしましょう。

次に水中の足を膝から下をスクリューのようにグルグル回します。

右回し、左回りし、両足同時など、試していくうちにどのように足を動かすと右回転・左回転するか?わかって来ます!

さらに素早く回転するために私の裏ワザ

波待ちから テールよりにすわり、ボードを立てるようにして 手でレールをつかみ、回転すると一瞬で180度回転できます!!

バランスに注意しながら やってみて下さい。

No.16:≪海の中での受け身について≫

パドリング・方向転換・テイクオフなど、やってきましたが、今回は海の中での受け身に ついて話をしましょう。

まずは パニックにならないために!!

波にまかれるときは頭の中でゆっくり数を数えましょう。

『1、2、3・・・・・』 多分、4か5くらいで波は通り過ぎます!!

海面に顔を出す前にイメージしなければ、ならないことが2つあります。

一つ目は、

次の波がすぐに来ていると思って下さい。心の準備をする。

二つ目は、

リーシュコードで足が引っ張られるので、ボードがどの方向にあるか?

イメージして下さい。これは素早くリカバーするためです。

次回は受け身のフォームと注意点いついて